ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」頁63〜64に、『心は、数えきれないほどの長い年月の間、使ってきたので、自分が主人であると思っています。
ですから、心の働きがあっても、とらわれずに見ているということを練習していかなければなりません。』とある。
気疲れは心が働き揺れ動くことで、エネルギーを非常に消耗してしまう。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、心が働き揺れ動くので、エネルギーを消耗して、視野が狭く物事を偏って捉えてしまう。
そのため、悩みや苦しみの多い生き方になってしまう。そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
心の動きが分かるようになって、心が揺れ動くことで、エネルギーが消耗することに気づくことができる。エネルギーの消耗が無くなることで、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えられるようになっていく。
一瞬、一瞬の判断が適切となり、何事にも上手くいくようになっていく。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていけるのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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