ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 頁154に、『愛には進化の段階があります。
利己的な要望の愛から、思いやりの愛、そして祈りに進化させていきます。
まず、自分への愛から神への愛、「本当の自分」への愛へと進化させるのが第一です。
そうすることで、個をすぐに超えられ、しつこい欲望を落として、すべてがすみやかになります。それは「永遠の人」への愛なのです。
もし生前に「永遠の人」に出会うことなく、そのための教えに出会うことなく、寿命が尽きて死んでいくとしたら、それは最も不幸なことです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまう。
視野が狭く、物事を偏って捉えてしまうので、何事にも上手くいかなく、悩みや苦しみ苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
自然に視野が広がり、物事をより全体かから捉えることができるようになって、目の前の現象に振り回されることなく、楽になっていく。悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていけるのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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