凝り固まった心が溶かされる

ヨグマタ相川圭子著シッダーマスターが示す悟りへの道頁163に、『バイブレーションは、微妙なレベルのエネルギーですが、実に確かに、安全に、簡単に変容をもたらしていきます。

固い石が長い年月の間、水の流れに洗われて、角が取れて丸く変化するように、石のような心、長い過去生からの体験の記憶やカルマで、執着した心、凝り固まった心が溶かされ、昇華して、なくなっていくのです。

そして、意識のステージが進んでいきます。

それはあまりにも自然な変容で、サマディ瞑想をする前の自分と比較したとき、今まで背負っていたいろいろなものが昇華され、なくなって、信じられないくらいすっきりとし、楽になったことにハッと気づくことでしょう。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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