心と体を支えている源の存在

ヨグマタ相川圭子著シッダーマスターが示す悟りへの道頁280に、『あなたは体です。体にはエゴがあります。

あなたは心です。

心には心のエゴがあります。

あなたはプディ（知識、本当の知恵）です。

プディには知識のエゴがあります。

現代は最もエゴが発達していますから、この世界に見えない存在があることがわかりません。

心と体こそが自分であり、創造の源の存在である神なしにできると思っているのです。

そんなエゴの考え方、無知な考え方で生きていても、生命力は働いています。

心と体を支えている源の存在が神です。

人生を平和にするのは大変難しいことです。

神は、かたちのある人として存在してはいません。

神とはこの宇宙のすべてなのです。

目に見えるもの「肉体」、目に見えない細やかなもの「アストラル体」、さらに細やかな存在「コーザル体」と、すべてを形成しているのが、創造の神の存在なのです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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