ヨグマタ 相川圭子 著 ヒマラヤ大聖者 愛の般若心経 頁318に、『いろいろなマントラがあります。
その音の波動は心身を浄め、パワーを引き出していくものです。
また、さらには悟りに導いていくものです。
ヒマラヤ秘教は、マントラの修行、クリヤの修行、気づきの修行、さらに神の恩寵のアヌグラハがあります。
なかでもマントラは最も安全な修行なのです。
その唱え方とその声音は秘密であり、声に出して唱えたり、内側で唱えたり、いろいろやり方があります。
マスターの指導をいただきます。
それによって根源に入っていくことができます。それは、深いところを浄め、彼岸に達していくものです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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