ヨグマタ 相川圭子 著 瞑想の力 頁108に、『こうした苛立ちは心の癖といえるでしょう。
思い込みが強く、自分の価値観があり、そうでないものを受け入れられないことが原因です。
その結果、まわりにあたってしまうのです。
子どもに指摘されたように、常に自分はそれによってバランスをとっていたのですが、源の力が働きストレスがなくなることで、起こらなくて済むようになったのだと思います。
内側から癖であるこだわりが溶けると、エネルギーの滞りがなくなり、「いまにいて」平和な心になるのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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