ヨグマタ 相川圭子 著 瞑想の力 頁182に、『瞑想の実践と併せて、何を見ても不足に感じる癖をあらためます。
すべてを感謝で受け取ります。好き嫌いでなく、無性の愛で受け取り無償のエネルギーを出します。
生きる時間は、瞑想している時間よりも普段の活動時間が大半を占めます。
そのときの心のもち方が、いかに大切かということがわかると思います。
この心身の状態は誰がつくるのかといえば、すべては自分の心の在り方で染め上げられていくのです。
感謝と無償の愛の行為をしていきます。
その行いはよい記憶となって、心の中に記憶されます。
よい行為、思いは純粋な波動でカルマを浄め、心が軽やかになっていきます。
重く否定的なエネルギーの人から、軽やかで肯定的なエネルギーな人に変わっていきます。
意識が進化するのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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