純粋なクオリティに変容させる

ヨグマタ相川圭子著ヒマラヤ大聖者愛の般若心経頁93に、『あなたが良い瞑想を毎日続けていくと、積極的にすべてを浄めて日々再生されて、やがて光の人になっていくことが可能となるのです。

ヒマラヤの聖者は悟ってからも、人々を救うために、たゆまず瞑想の修行を続けています。

人は本来純粋な存在であり、源には、そのすべてを見守り、エネルギーを与える存在があります。

その質になっていくことが、真の幸せなのです。

その秘法をもっているのが、ヒマラヤ聖者なのです。

それをいただき、実践するのです。見えるところのものを気にして、それらを集めるばかりでなく、自分の足元、源を見つめ、もっと純粋なクオリティに変容させるのです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまう。

何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

自分の外側の現象に振り回されなくなる。

さらには、自分の外側の変化を追いかけるのではなく、自分の内側を整えていくことが、とても価値あることだと思えてくる。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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