ヨグマタ 相川圭子 著 ヒマラヤ大聖者 愛の般若心経 頁165〜166に、『私たちが生まれてきたのは、カルマを浄め、意識を進化させ、愛の人、平和の人になり、「本当の自分」を知るためにです。
その際、五つのエレメントを、思い状態から純粋にしていく性質の変化が、変容を助けるのです。
それが、意識が軽やかになる「空」に向かう生き方です。
その肉体と心を、高次元の存在にひとつにしていくことが大切です。
そしてそれは「人事を尽くして天命を待つ」ということであるのです。
いろいろやって、エネルギーが良いほうに流れていけばよいのです。
その後はお任せしましょう。
操作しなくても、自然に、お任せでいい、ということなのです。
そうはいっても、心は勝手です。
心というのはままならないものです。
瞑想が良いと聞いても、なかなか自分ではできません。
ふだんの楽しいほうに行ってしまうものではないでしょうか。
それは通常の人が送っている日々の生き方です。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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