心を浄めてコントロールする

ヨグマタ 相川圭子 著 ヒマラヤ大聖者 愛の般若心経 頁178に、『頁192大切なのは、ただ成績を上げることや勝つことのみでなく、もっとその体と心を生かしている未知の存在に意識を向けることです。

 

なんのために生かしてくださっているのかを理解し、神につながって、根源につながっていき、本当の生き方を探っていく、本当の成長をしていくということです。

 

ヒマラヤ秘教の叡智は、命の科学であり、また体の科学、心の科学です。

 

そうした神聖な叡智から引き出された叡智とテクニックによって、ストレスを取りながら、体と心を磨き、また大いなる存在、見えない力の助けをいただいて、訓練ができるようになります。

 

すると奇跡的なことさえも起きるのです。

 

そして過去生あるいは今生に積んだカルマを浄化して、それを乗り越え、また心を浄めてコントロールすることができ、困難を克服することができていきます。』とある。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識を向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

 

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。

 

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

 

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

 

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようなってくる。

 

常にエネルギーに満ちて満足している状態であると、目の前の現象に振り回されることなく、その現象をありのままに捉える感覚になっていく。

 

目の前の変化を追い求めるのではなく、自分の内側の変化に気づいていく。

 

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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ヒマラヤ大聖者 愛の般若心経 ―生き方が変わる「空」と「悟り」の秘密