人のために生きることが自然の喜び

ヨグマタ相川圭子著希望実現の真理頁206に、『自分を浄めるには、それだけの厳しい修行の覚悟とリスクが必要です。

宝くじを引いて、努力なしに一気に幸せになり、悟といったことはできないのです。

まず、エゴを外すのです。怒りや比較の心やジャッジする心、否定的な心を取り、静めるのです。

信仰をして純粋な愛を育み、自他の幸せのためにとりかかるようにするとよいのです。

すると、やがて、人のために生きることが自然の喜びとなっていくのです。

自分勝手にエゴを強めるために、せっかくいただいたディクシャの絆やマントラを放棄するのは、みずからよいエネルギーとの縁を断ち切ることであり、天に唾することであり、すなわち自分に返ってくる行為なのです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになってなっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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