ヨグマタ 相川圭子 著 心がとけると愛になる 頁220に、『呼吸の状態で、心の状態を知ることができます。
たとえば起こっているときは、激しい呼吸になります。
もし、自分が激しい呼吸をしているなと気づいたら、大きく深呼吸をしてください。
深呼吸をすることで呼吸を正しく整え、怒りを静めていくことができます。
このように、呼吸の仕方を意識的にしていくことによって、常に平和な心を保つことが可能になります。
呼吸を通して酸素を取り入れ、プラーナという生命エネルギーを呼吸します。
プラーナは、心と生命の源の存在の間にあります。人は呼吸を通してプラーナの供給で生理的に体と心の浄化が進むとともに、機能的に神経のバランスをとっています。
また心理的に心を浄化できるのです。
呼吸を通してマインドを浄化し、エネルギーを浄化してプラーナをコントロールできるのです。
ヒマラヤ・シッダーマスター、サマディヨギは、このことを知りつくしています。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えられるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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